Tips!
 

■対象バージョン : 7.0.x以降

■対象OS : Windows NT/2000/XP、Windows 95/98/Me、UNIX

ST0511050

十分なキャッシュ・サイズを確保できない場合の対処

Tips!

メモリの少ない環境などでデータベース・エンジンを起動する際に、十分なキャッシュ・サイズを確保するのが難しい場合、データベース・エンジンの -u オプションで、パフォーマンスの向上を図ることができます。

構文
[ dbsrv9 | dbeng9 ] -u ...

このオプションにより、データベース・キャッシュに加え、オペレーティング・システムのディスク・キャッシュを使用してデータベース・ファイルが開かれます。
これによりパフォーマンスが向上する可能性がありますが、必ずしもパフォーマンスが向上するとは限りません。

-u オプションを使用するのは、
 (1)サーバを実行するマシンに他にもいくつかのアプリケーションがインストールされていて (サイズの大きなデータベース・キャッシュが他のアプリケーションを実行するための障害となり)、
 (2)しかも I/O の多いタスクをサーバ上で断続的に実行する (キャッシュ・サイズを大きくすることでパフォーマンスが向上する)
場合です。

サーバを専用マシンで実行している場合は、-u オプションを使わないでください。一般的に、データベース・キャッシュだけを使用するほうがパフォーマンスは高くなります。



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