2007年7月5日
報道関係者各位
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社



アイエニウェア、GISのコボプランを買収

〜米国アイエニウェアの日本法人が日本の事業拡大のため日本企業を買収〜


 
 

アイエニウェア・ソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:早川典之、以下 アイエニウェア)は、本日、株式会社コボプラン(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:安井 穂、以下コボプラン社)を以下のとおり買収することで合意したことを発表いたします。

1. 買収の背景および目的
コボプラン社は日本市場におけるGISソフトウェアの有数企業として、官庁・自治体の施設・用地・道路管理や、都市計画、河川工事向けのシステムで実績が高く、当社とは、コボプラン社のGISソフトウェア・パッケージ「Maplet」に当社の「SQL Anywhere」が地図の属性情報管理用RDBMSに採用されたことをきっかけとして、永く協業関係にありました。
最近ではコボプラン社のGIS製品と当社のSQL AnywhereのRDBMSやMobile Linkデータ同期ミドルウェアとの組み合わせソリューションにより、システム・インテグレータと共同でのエリア・マーケティングや配送システムなど企業向けソリューションのビジネスが増加して参りました。
また今後は、さらにコボプラン社のGISエンジンと当社の組込み用Answers Anywhere(自然言語解釈エンジン)やM-Business Anywhere(コンテンツ・プッシュ型Webソリューション)、SQL Anywhere、あるいはRFID Anywhere(RFIDミドルウェア)などの製品を組み合わせることにより、企業向け統合ソリューションを積極的に市場に展開し、ビジネス拡大が期待できると見込んでおり、企業内のCRM等の顧客管理システムやSFA/FFAなどのフィールド支援システム、さらには、新しいWebポータルサービスシステムや車載システム/ホームサーバシステム等の組込み市場をターゲット市場として考えております。
今回の買収は、日本市場に根ざした戦略を展開するという当社の方針を反映するものですが、将来的には、スイート商品として米国アイエニウェアの世界市場向け製品にGISエンジンを組み込み、本社の販売力を利用して世界で拡販する可能性も期待しています。
2. 買収方法
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社経由で米国iAnywhere Solutions, Inc.の親会社であるSybase, Inc.が吸収分割方式により買収し、アイエニウェア・ソリューションズ株式会社の組織に統合いたします。
3. 今後のスケジュール
今後両社の株主による承認の後、8月末頃までに買収の手続きを完了する予定です。
4. 株式会社コボプランの概要
所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目9番26号
設立 1993年3月10日
代表者 安井 穂
事業内容 GISソフトウェアの開発・販売、GIS関連アプリケーションの企画・開発、パッケージソフトの開発・販売、地図・図面入力およびコンサルティング業務、データベースシステムの受託開発・コンサルティング等
資本金 2億1017万円
URL http://www.coboplan.co.jp/
5. アイエニウェア・ソリューションズ株式会社の概要
所在地 東京都港区赤坂4丁目15番1号
設立 2003年2月3日
代表者 早川 典之
事業内容 米国iAnywhere Solutions, Inc.の子会社として中大規模システム・パッケージソフト組込み(同梱)・ハードウェア組込み向けRDBMS「SQL Anywhere」を中心とする米国iAnywhere Solutions, Inc.のモバイル・ミドルウェア製品およびサービスの販売、保守サービスの提供およびこれに関わるコンサルティング業務等。米国iAnywhere Solutions, Inc.はSybase, Inc.の子会社
資本金 1億円
URL http://www.ianywhere.jp/

以上

【本件に関するお問い合わせ先】
アイエニウェア・ソリューションズ株式会社
営業推進室 伊藤 沢
Tel: 03-5544-6400 / E-mail: Sawa.Ito@ianywhere.com

特記事項:
株式会社コボプラン買収よる利益、将来の成長、および手続き完了後の計画に関する記述は、様々な不確実性やリスクを含む将来予測の見解であり保証されるものではありません(Private securities Litigation Reform Act of 1995に基づく)。こうした将来予測の見解で示唆された、実際の出来事や結果を著しく異なるものとする可能性のある要因には、従業員の雇用に関するリスク、顧客ニーズに関するリスク、技術の急速な進歩、予定された製品発売日の思わぬ遅延などのほか、米Sybase社が米SECに提出したForm 10-Kに基づく年次報告書およびForm 10-Qに基づく四半期報告書に記載されているその他の要因が含まれます。

※Sybase、iAnywhere、 iAnywhere Solutions、SQL Anywhere、Afaria、OneBridge、AvantGoは、米国法人Sybase Inc.または米国法人 iAnywhere Solutions, Inc.の米国または日本における商標、登録商標またはサービスマークです。BluetoothはBluetooth SIGの商標またはサービスマークであり、iAnywhereはライセンスのもと使用しています。掲載された他の企業名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

 
BACK:プレスリリース トップページ
 
このウインドウを閉じる
 
Copyright 2007 iAnywhere Solutions, Inc.